1月6日すいようび



あけまして、もりたです。



高円寺で再開した業務スーパーと



駅前の八百屋のどっちがお野菜安いか?



往復して分かったのは、モノによる、でした。



ま、よのなかそうゆうもんです





さて、よのなかそうゆうものであるなしに関わらず、



今夜もよろしくお願いします。




いつものようにおれブログは個人的なことなので



以下、読み飛ばし御免。





昨日おやすみだったので、池袋で映画鑑賞



といってもクラシック



黒澤明監督の「天国と地獄」


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1963年のモノクロ映画です



10代のおわりか20代のはじめに



劇場リバイバルで観て以来



当時も面白く心打たれた記憶があったのですが、



あと3日で56歳になる今、



めちゃくちゃ心打たれました。



はっきり言って、若者のおれは何も見てなかった



映画のひとコマひとコマに叩き付けられる表現、



意図、意味、含有されているさまざまな要素、を



これっぽっちも理解してなかったんだなと感じました



ものすごい映画です。



誘拐事件をテーマに、全編張りつめたような緊張感



お金、社会的地位、親心、裏切り、諦観、



すくなくともぼくは、この歳にならないと



本当の意味が分からなかったのだなと。



おどろくのは、黒澤監督はじめ主演の三船敏郎も



そのほとんどが当時40代(クロサワは53歳)なんですね



50もなかばを越えようとする今のおれに、



過去の40代の天才たちが挑みかかってくるような



わが才能の無さ、あらためて涙。




黒澤明も小津安二郎も、日本人なら名前くらい



知っていると思います。が、その作品を知らない人は



多いと思います。



ウソみたいな本当のはなし、未だに海外の映画人たちが



特にこの二人の巨匠をリスペクトしています。



そして多くの模倣を生み、それが常識になっています




悔しくないですか?




知らないで、観ないでテレビドラマばっか見てるの




観賞の際はできるだけ雑音、照明をなくして、



止めずに、巻き戻さずに、



劇場ぽく観ることをおすすめします。



そうゆうもんなのです、映画って。




と、偉そうに言ってるぼくも、



クロサワ、オズ、ろくに知りませんでした



今、一生懸命観ています。




さ、もしここまで読んでいただけたなら感謝〜



映画噺、つづき知りたければいつでも〜






待ってまーす!