ははははは。馬鹿である。と、俺は思った。なんと自制心のない奴であろう。と、俺も思った。そのふたつの俺は俺である。思考における二股はひとりの人間を複数の人間にする。その好例がエグザイルだ。というような俺の意見なんぞ、どうでもよいが、そうした談論をするくらいに俺は愉快だった。そんな俺はまるで家出娘のような放浪の日々を過ごしている。 

結婚、出産。こうなると、どんなろくでなしでも自我の根源的な部分が変容する、改変される、という話を皆、一様にして口々に話す。説く。刷り込んでくる。そいで俺は変容しとらんよ。常に家族の幸せを念願祈願しているのだけれど念願祈願しているだけじゃ他者には伝わらないから今日は七夕だから神さんくらいには伝達してほしーよね。たのむよ、神。