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【ウッドランズ】
オーストラリア シラーズ
G600(660)B3500(3850)
オーストラリアでも、西側、マーガレットリヴァー
気候はボルドーに近く、花崗岩土壌の名醸地で造られるシラーズが新しく、登場です。
特徴的な胡椒などのスパイスや黒系の果実、オーストラリア特有のユーカリなどのニュアンスも感じつつ、赤系のラズベリーなどの存在も表現されていて、非常にエレガントで、飲みやすく、心地よいワインです。

オーストラリア、ニュージーランド などの地域はワインにスクリューキャップを多く採用しています。
両国ともほぼ全てのワインがこのスクリューキャップ
へと移行していて、天然の素材、コルクなどの原料の過剰伐採の低減、いわゆる「ブショネ」などの状態変化の可能性のヘッジもあり、これからのスタイルとなると思われます。

ワインは長期保存が可能なお酒でこの保存にはコルクはなくてはならない1アイテムです。素材からくる微量の空気の出入りなど、長期保存の重要なファクターの位置づけで、これをスクリューキャップで長期保存する検証を現在このオーストラリアをはじめ、フランスボルドーや各国で検証を行なっています。
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このウッドランズの醸造家を招いて以前セミナーにお伺いした時に、10年の瓶熟ワインをスクリューとコルクで検証したものを試飲させていただきました。
両者言われなければわからないぐらいの味わいでしたが、コルク保存の方が柔らかく感じた気がします。
なんとなくというぐらいの微妙な差、最近、この微量の空気の出入りをキャップで調整できるものもできていて、これからアッパーなワインもコルクからスクリューに変わっていくかもしれません。

時代を牽引するオーストラリアやニュージーランドのワイン、是非ご賞味いただければ

落合店にてお待ちしています。












                     松尾